P.36〜39 ♯や♭のつく音程(長短系の音程)
旧版の例題(例題1、例題2)で説明します。
長短系の音程は、「短」が半音狭くなると「滅」に、「長」が半音広くなると「増」になります。
例題1:ファ→ラ♭の音程の場合
(1)まず、変化記号が付いていない状態の音程を確かめます。
(2)♭がなしの場合は「長3度」でしたが、ラに♭が付いたら音の幅が狭くなりました。
長⇒短に変わるので、答えは短3度になります。
例題2:ファ→レ#の音程の場合
(1)まず、変化記号が付いていない状態の音程を確かめます。
(2)#なしの場合は「長6度」でしたが、レに#が付いたら音の幅が広くなりました。
長⇒増に変わるので、答えは増6度になります。