手や指で盤面を叩いて演奏するHandSonicは、13分割されたパッド、850種類の内蔵音色を装備した電子打楽器です。
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HandSonicはプロミュージシャンの世界でも十分通用する優れた電子楽器ですが、幼稚園や保育所に一台あれば、足りない打楽器の音色を補充することができ、音楽あそびにも活用できます。
たとえば、体が小さい幼児がシンバルを叩くのは大変。「三種の神器」であるカスタネット、すず、タンバリンはあっても、コンガ、ボンゴ、アゴゴベル、クィーカー、カバサなどがない園も多いはずです。大太鼓・小太鼓でポップな感じは出せないので、それらの音をバスドラム・スネアドラムに変えると幼稚園サウンドからの「脱却」が可能となるでしょう。
こうした点に注目し、実践を行いました。
HandSonicパッドに音楽(「ヨーでる ヨーでる ヨーでる ヨーでる ようかいでるけん でられんけん」)を割り当て、同じ速さで順番に盤面を打って演奏しました。子どもにこういう演奏をさせると、あそびながら「等速感」を養うことができます。D-BEAMコントローラーには「ウィッスッ!」を割り当てています。
動画 1人で『ようかい体操第一』
動画 3人で『ようかい体操第一』 左 主旋律 中央 ドラム 右 クラッシュシンバル
ピアノ伴奏にHandSonicでリズムをつけました。ドラムの場合と比べて、演奏経験の有無に関係なくすぐに叩くことができます。
この曲では、Percussion2の楽器(Suspended Cymbal、Antique Cymbals、Gong、Tambourine、Wood Block、Whistle、Ratchet、Triangle、Mark Tree、Shaker)をHandSonic1台で演奏しています。