4月28日
5年半ぶりに京都の自宅マンションのパソコンをリニューアルしました。
私にとって何よりも大事なハードディスクのデータをそのまま新しいパソコンにコピー。
手が滑って落としたら壊れてしまうらしい。緊張しすぎて、どどっと疲れました。
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深見友紀子のワーキング・ノートブック(2009~2014)は、2015年3月をもって終了しました。次は、ワーカホリックの私が隙間の時間で取り入れている、オーガニックフード、ヨガ、アンチエイジング医療、化粧品、アクセサリーなどに関する情報をお届けする新しいブログを計画中です。
4月28日
5年半ぶりに京都の自宅マンションのパソコンをリニューアルしました。
私にとって何よりも大事なハードディスクのデータをそのまま新しいパソコンにコピー。
手が滑って落としたら壊れてしまうらしい。緊張しすぎて、どどっと疲れました。
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4月26日
東日本大震災が起こった3月11日、私は京都発12時02分、東京着14時23分の「のぞみ」に乗るつもりにしていました。しかし、前夜から気持ちの悪い指先のしびれがあって、京都・五条の整形外科に行ったので、乗車が遅くなってしまったのです。
もし14時23分に東京に着いていたら、46分頃は、早稲田の自宅に向かう途中、東京メトロ東西線の中、竹橋か九段下か、飯田橋あたりだったはず。
その指先のしびれは不思議なことに夜には消えていました。
あの日から、新幹線の発券予約ボタンを押すとき、一瞬躊躇するようになってしまっています。
東京の自宅でもう少し仕事をして30分遅い「のぞみ」にしようかしら・・なんて考えると迷います。30分の違いは大きい。ある「のぞみ」が震源地付近を走っているとき、30分先の「のぞみ」も、30分後の「のぞみ」も脱線は免れるのではないかと思うから。
東海地震がいつ起こるかわからない状況で、特に小田原と浜松の間は祈る思いで、ヨガの深呼吸をしながら乗っています。
災いは忘れた頃にやってくる・・。だから常に忘れないようにする。
4月24日
昨年の2月から始めたヨガ教室通い。
きょうは記念すべき100回目でした。
毎日やっているわけではないので効果はゆっくりとしか出ませんが、昨年の終わり頃から外見も変わってきたとよく人に言われます。
東京に居る間もヨガがやりたくて、年末から九段下にあるスタジオにも通うようになりました。
東京と京都。生徒さんの気質は随分違っていて、この春から京都でもピアノ教室を開いた私には、参考になることが多いです。
4月18日
昨秋以降、ナチュラルオーガニックカフェ&バル POINT (ポアン)に週一のペースで通っています。
東京の自宅近くにある(若松河田)マクロビオティック&ヴィーガンレストランです。きょうは、隣のテーブルの女子大生4人の会話が賑やかでした。
「エンゲル係数って知ってる?」
「全支出に占める飲食代の割合でしょ」
「私の出費のほとんどは飲食代と交通費・・」
「エンゲル係数が20%以下だと“貧しい”んでしょ」
中学の家庭科の時間に習った内容と違う・・。
食に気をつかう人のエンゲル係数は高く、つかわない人のエンゲル係数は低いということ???
ここ1、2年、私も食品添加物や保存料を避けるようになり、エンゲル係数は格段に増えました。
新説かも。
キレイで健康な身体を目指して、週のうち何回かはマクロビオティック&ヴィーガン。
4月11日
日本では計画しないと起らない停電だが、インドでは、ホテルの居室で、ホテルの食堂で、空港(国内線)の待合室で突然停電になることがあった。(2011年2月9日(水)~18日(金) 「第36回 京都女子大学宗教教育海外研修会」インド研修旅行)
さすがに空港での停電はちょっとやばいのではと不安になったが、インド人は気にしていないようだ。おそらく大丈夫なんだろう。
私たちが経験した最初の停電はホテルの居室で起った。驚いて廊下に出たところ、隣の部屋から現代社会学部の学生Iさんが、顔パックをしたまま出てきた。「怖い~」と叫んでいるが、灯りのない中で白く浮かび上がった彼女の顔のほうがよっぽど怖かった。彼女は旅行中も毎日欠かさずパックをしているのだという。
移動のバスの中で、私の友人が長く支援している「ミャンマー・メラウン難民キャンプ」内の学校のことが話題になり、「来年の2月に私も訪問団の一員として現地に行くつもり」と言ったところ、Iさんは自分も是非参加したいと言い始めた。私は音楽を教えに行く予定なのだが、彼女たちのような若い人たちも必要だ。
「ジャングルをライトバンで移動、所要時間10時間、トイレは車を降りて道端でするのよ」と私が脅しても全然ひるまない。
ドキュメンタリー「ピュア ビルマ難民キャンプの子どもたち」予告編
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ePMsV6wXmWA
毎日欠かさずパックするのに、道端でうんちができる!
私はそういう女性が好きだ。
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インドでは1時間程度車を走らせばとりあえず公衆トイレがみつかる
ヨガをしているのに、パンツがきつくて結跏趺坐ができない・・。
4月1日
京都・四条烏丸にピアノ教室「ぴあのん」誕生。
半年前まで、京都の中心地でピアノ教室を開くことができるとは思ってもいませんでした。人の縁とは不思議なものだなと思います。
ページができました。
http://www.ongakukyouiku.com/pianon/index.html
3月31日
震度5だった新宿区でもそれぞれの家でそれなりの被害が出た。
我が家では、3階の二重可動式本箱から多数の本が落下。可動式ゆえに横揺れとともに本箱が激しく横揺れした結果、はめてある棚板が前に飛び出してきたと思われる。棚板も二枚崩れていた。
この話を友人にすると「免震構造ですか」と言ったが、それは違う(笑)。
私の本箱は東西に並んでいる。3月11日の揺れは東西方向だったそうで、私が少し力を入れて押すと動くのだから(じゃなけれぱ、可動式ではない)、おそらく地震で動いたんだろう。
写真を見た別の友人は「ここに居たら怪我していたかも・・」と言った。私は急きょ本箱に扉をつけることにした。普段だったら大したアクシデントなのに、東北の惨状を見ると、口にさえ出せないという雰囲気・・。この程度で嘆いていては東北の人々に申し訳ない。
もし今、“魔法使い”が舞い降りてきて、私の本をすべてデジタルアーカイブ化してくれたとしたら、本はもう要らないか。
要る、要らない、要る、要らない、要る!
私は愛書家ではないし、コレクターでもないし、誰に見せるわけでもないし、この3階に入ったことがある人は延6人ほどだけど、それでもまだ要る。
▲写真はクリックすると拡大します▼
ミュージック・ラボの生徒で、小学校5年生にしてもう8年の付き合いになるSちゃんが、次の写真を見て「“日本のサラリーマン”だって」と笑った。
お正月に整理できず、床に積んであった本や書類もあえなく崩れた・・。
3月25日
3月11日、午後2時46分。東日本大震災が起ったとき、私が乗った新幹線は京都を出て、名古屋の少し手前で緊急停止した。
「関東地方で地震のため、緊急停止しました。」(アナウンス)
地震が起ってから15分後の3時5分、東京の我が家の固定電話から私の携帯に、レッスンをしていた中野さんから連絡があった。声は少し震えているようだったが、話の内容から家(教室)は壊れていないことがわかり、その後、家族とも連絡がとれた。
その間に、新幹線は徐行運転して名古屋に停車、さらに徐行運転して豊橋に停車したが、前がつかえているのでそれ以上は動かない。隣の席の男性は、“ホテルアソシア豊橋”を指差して、「今晩はあそこで泊ろうかな」と言い始めた。
上りの新幹線の車中では下りの状況がわからず、車掌は「降りて、改札か向こうのホームで尋ねてください」と言う。自分の体だけ降りて、荷物を載せたまま徐行運転されたら情けないから、仕方なく荷物を持って降りて下りのホームに行くと、30分後に一本到着するらしいことがわかった。
「下り方面に行かれる方は到着した列車に乗ってください。その次の列車はいつ到着するか未定です。」(アナウンス)
豊橋駅の待合室のテレビで三陸海岸が酷いことになっているのを知った時点で、京都に引き返すこと決め、乗車率200%以上の下りに乗って21時台に京都にたどり着いた。
あれから2週間。昨日、震災以来初めて東京に戻ってきた。
東京駅や地下鉄の照明が暗くなっているので海外の都市に来たようだと思ったが、いつもと違うその“色合い”を見て、私は我が家の門灯を17時から翌2時まで自動点灯していることを思い出した。
節電しなければならないのに、京都にいたので気づかなかったのだ。「非国民」っぽい。。。
かなりめげたのだが、早稲田まで来ると逆の思いがした。あらゆる店の看板の照明や電灯が消えると道行く人の気分までもが沈んでしまう・・。
「国の非常時に何事だ」「国の非常時だからこそいつも通りで」この線引きは大変難しい。
きょう電気屋さんと相談して、3つの電灯のうちの1つを消すことにした。「ガラスが割れなくて良かったですねぇ。」4分の距離にあるその電気屋さんの店のガラスは割れたらしい。
半月以上も「あるじ」兼「掃除する人」が不在だったため汚れている玄関
この週末、ミュージック・ラボのレッスンは全部私がやることにした。5歳の女の子は放射能を恐れてヘルメットにサングラス、マスク、手袋といった重装備でレッスンにやってきた(東京は原発から離れているとはいっても、大切な娘を放射能で傷つけたくない気持ち、よくわかる)。それでも、「地震の後、ずっと母娘で家に閉じこもっていたから来てよかった」とママは帰り際に言った。
国の非常時に私が役にたつのはこの程度かもしれない。
子どもにピアノを教えるという日常が戻った。
3月10日
昨年末、出身高校(大阪府立大手前高校)の同期生名簿が郵送されてきた。
中身を見て驚いた。かなりの人たちが住所や電話番号、勤務先、メールアドレスのいずれか、あるいは幾つかを非公開(****)にしていたからだ。さらに驚いたことに、幹事の中に氏名以外のすべての個人情報を非公開(****)にしている人がいた。どうやって幹事の業務をしているのだろう。
住所を検索するとどんな家に住んでいるかわかるし(ストリートビューで表札がはっきり写っていることもあった)、ちょっと調べれば持ち家の場合は坪単価が、賃貸の場合は家賃が他人にわかる。電話番号が漏れればマンション販売会社などから電話が入るかもしれない。
そうした心配を想像できないわけではないが、自分の個人情報を明らかにしない人たち、特に住所を明らかにしない人のもとにも名簿=郵便物が送られたという事実にムカついた。
少なくともフェアじゃないと思った。
私の気持ちをある友人に伝えると「自分の情報を隠す人たちに名簿を送るべきじゃないよね。」と言った。「“紙の名簿”の時代は終わったよ、Facebookでつながればいい。」と言う友人もいた。
Facebook?
この時はよくわからなかったけど、2週間ほど前にFacebookに登録して、その友人が言っていたことが理解できた。
私がプロフィールに出身高校を入力したことにより、大手前高校出身であることをFacebookに登録している老若男女、全員(!)の氏名が出てきたのだ。
これがFacebookの「実名主義」か―。ちょっと感動した。
しばらく眺めていると・・・
プロフィールを載せていても、顔写真がない人と友だちになろうとは思わないことに気づいた。
「氏名」だけじゃなく、「顔」が必要。そりゃ、Face(顔)bookだし。
氏名以外の個人情報を非公開(****)にする人とすべてにオープンな人との差異は国籍の違いより大きいかも・・と思った。
私が登録したのは以下の内容です。
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深見 友紀子
血液型: B型
出身地: 大阪府大阪市
誕生日: 3月1日
勤務先: 京都女子大学発達教育学部児童学科教授 · 2004年4月~
大学院: 東京藝術大学音楽学部1991年修士
高校: 大阪府立大手前高校卒業
好きな言葉: 忙しくて出来ない者は暇でも出来ない。
恋愛対象: 男性
交際ステータス: 独身
性別: 女性
電話 075-531-7231 (勤務先)
居住地: 162-0056東京都新宿区若松町38-20
ウェブサイト http://www.ongakukyouiku.com/
メールアドレス fukami@ongakukyouiku.com
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2月28日
昨年11月、智積院(京都・東山七条)で撮影した卒アル用記念写真。紅葉とみんなの笑顔が抜群だったので、サイズの大きな写真をアップします。