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 深見友紀子のワーキング・ノートブック(2009~2014)は、2015年3月をもって終了しました。次は、ワーカホリックの私が隙間の時間で取り入れている、オーガニックフード、ヨガ、アンチエイジング医療、化粧品、アクセサリーなどに関する情報をお届けする新しいブログを計画中です。

「年齢不詳」を目指す

 7月28日

 私が主宰するミュージック・ラボのピアノパーティ(発表会、7月24日)で、自らスペシャルゲスト、ミニーちゃんとなり、電子打楽器奏者の鈴木正樹さんと共演しました。

 スカートは児童学科の学生に借りたので、かかった費用は着ぐるみ帽子代、1400円のみなり。

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 子どもたちも大喜び(だったと思います)。

 おそらくただの宴会芸に見えると思いますが、私にとっては54歳としての“年齢相応”な行動をとらない、“年齢相応”な身のこなしをしないという「生き方」の具現化です(おっと、論文口調の本性が出ました。)

 “年齢不相応”な行動を積み重ねていると、次第に「年齢不詳の女」が出来上がっていく。


楽しんで食べるということ

 7月26日

 前期の授業が終わったので、児童学科でピアノ弾き歌い実技を担当している先生たちと恒例の打ち上げパーティをしました。

 原発・放射能問題のせいで、楽しんで食べるという、生きるための基本を忘れてしまっていた自分に気づきました。


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明日はミュージック・ラボ主催の「ピアノパーティ」

 7月23日

 小学校が夏休みに入ったというのに大学はまだ授業がある。こんなに詰め込んでは、全員「役人」のような気性になっちゃうよぅ。

 過密なスケジュールと猛暑による疲れがたまってきたが、明日はミュージック・ラボ主催の「ピアノパーティ」。
 
 以下にお知らせが載っています。
http://www.ongakukyouiku.com/music-lab/topics.html


 今年は、ミュージック・ラボの中心になってきた子どもたちが「中学校受験」のために不出演なので、不安で一杯。大人は子どもを支えていると思い込んでいるけれど、意外に私は子どもに支えられているようである。

 その子どもたちは、発表会には出ないけどレッスンは続けている。時間を上手にコントロールし、エネルギーがある。私も彼らを見習おうと思う。「役人」のような気性にならないために。


意外に高い!大阪の空間放射線量

 7月10日

 朝9時57分に起こった宮城県沖マグニチュード7.3の地震。東京でも少し揺れた。眩暈かと思うような“廻る”ような揺れだった。

 東日本は余震の可能性こそまだまだ西日本より高いが、東京の空間放射線量は、大阪のそれと大して変わらない。西日本はもともと自然の放射線量が高いらしい。

「週刊現代」 全国1000地点の空間放射線量

http://momoreon.blog6.fc2.com/blog-entry-1010.html

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◎私の東京の自宅に近い地点

新宿区 歌舞伎町旧コマ劇場前 0.20
新宿区 JR新宿駅西口ロータリー 0.21

◎私の生まれた場所に近い地点

大阪市 道頓堀川のかかる戎橋の上 0.22
大阪市 新世界通天閣の下 0.23

◎出身高校のある場所に近い地点

大阪市 大阪城公園本丸天守閣前売店 0.26

◎京都での私の活動場所に近い地点

京都市 京阪祇園四条駅 0.14
京都市 清水寺 0.14
京都市 JR京都駅中央改札 0.10
京都市 鴨川・土手  0.21
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 春頃、(おそらく放射能の影響などすでにゼロに近い年齢の)東京の“金持ちシニア”が関西のホテルに長期滞在したり、関西の不動産屋たちが「今回の震災で東京も終わり・・」とうれしそうに話していたが、彼らにとってこの数字は信じられないに違いない。

 ホントなんだろうか。

 それにしても大阪の名所、大阪城公園本丸天守閣前売店は高いなぁ。
 
 


最悪の移動日

 7月8日

 東京⇔京都を移動するとき、バッグとキャリー、そしてキャリーに入りきらないものを入れるナイロンのショッピングバッグを持っている。

 きょうは、キャリーの取っ手が突然壊れた。(新幹線のホームで)
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 次に、買ったばかりのTO BE CHICのデニムバッグのベルトが取れた(新幹線の中で)。


 さらに、ショッピングバッグの底に直径2センチほどの穴が開き、知らない間にその穴から落ちたのだろう、ブレスレットが無くなっていることに気づいた(新幹線の中で)。

 「破壊」されたバッグたちのせいで、静岡~神奈川を走行中も、私はしばらく東海地震のことを忘れていた。

 災いは忘れた頃にやってくる。地震も所有物の「破壊」も・・。


「プロとは?」=「風邪をひかない人」

 6月4日

 私が尊敬する年下の友人、のブログを読んでいたら、面白い文章をみつけました。

空の上で聞いたプロ論

 スロヴェニアに向かう機中、隣に座っていたプロスキーヤーの女性に「プロとは?」と尋ねたところ、その女性は「風邪をひかないこと」と答えたとのこと。

 飛行機でたまたま隣になった人に「プロとは?」と尋ねる藤さんもプロ中のプロですが、実は私もこの「風邪をひかないこと」はとても大事だと思います。

 でも、人間は生身ですから、どうしても風邪ぐらいひきますよね。

 正確にいうと、私が大事だと思うのは「風邪をひかないこと」ではなく、「風邪をひいている姿を人に見せないこと」「風邪をひいても人に気づかれないうちに治すこと」です。

 私も少なくともここ2年間、風邪をひいている姿を家族やごく親しい人以外には見せていないと思います。

 そのわりには、よく「体調が悪いので、締め切りを延ばしてください」と言うじゃないかと思っている方々。

 無理をして締め切りを守って、「風邪をひいている姿を人に見せること」になってしまうのが、私はどうしても嫌なんです。
 
 いずれにせよ、「プロとは?」=「風邪をひかない人」。
 これっ、名言です。


東電と同じぐらいひどいかんぽ生命

 5月23日

 福島の人たちの東電や国に対する「はらわたが煮えくり返るほどの悔しい思い」と比べると、1000分の1、ミリではなくマイクロの単位ぐらいの些細なことかもしれないが、私も一年に10回ぐらい、悔しいことやむかつくことがある。

 最近特にむかついているのが、3年越しのトラブルを抱えるかんぽ生命(日本郵便)である。

 昨年末から3回も新宿馬場下郵便局に手紙を書いたのだが、スルーされている。3月上旬に満期日を迎えた満期金100万円もまだ受け取っていない。

 5月20日にコールセンターにこの件を話したところ、きょう、新宿北郵便局のお客様係という人から電話があった。

 「差出人(私)の住所が書かれていなかったため、お返事ができなかったと聞いている」と“ぬかしやがった”。
 私は自分の住所が印刷された封筒で出しているし、3回とも手紙の中にも住所を記載している。

 小学生でももう少しマシなウソをつくぞ~。

 どうせまた「勘違いでした~」とごまかすに違いないので、「現物(手紙)を持参し、住所がわからないと判断するに至った状況を現物を見ながら私に説明してください」とまたコールセンターに電話をしておいた。

 ごまかそうとする相手には徹底的に抗戦するようにする。すると、少なくとも相手は以前のように適当なことを言ったりできなくなる。それまで雄弁に語っていたのに黙り込むとか、さらに語ろうとして自滅したりする。

 明日以降新宿馬場下郵便局や新宿北郵便局がどう出てくるか、楽しみだ。

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 ▲クリックすると3回目の手紙が読めます▼


今年度の授業が軌道に

 5月18日

 今年度の授業も軌道に乗ってきました。
 東京の某私立大学の先生をしている私の友人が京都女子大児童学科の情報の授業を視察した際、学生の真面目さと素直さに感動したと話していました。
 
 私にとってひとつの区切りの年となるだろう今年度。
 ひとつずつ丁寧に仕事をしていきたいと思います。

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本を断捨離

 5月4日

 地震で多数の本が落下し、棚板が外れた我が家の可動式本箱。
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 本箱に扉をつけました。
 ご覧のようにすっきり。

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 本は「捨」てていないけれど、随分「離」れたように感じました。
 地震によって中断していた内装工事は、余震が収まった頃から再開し、この本箱の扉を含め、やっと全部終了。プライベート生活部分の2、3階は、“無印良品の展示場”のようになりました。

 友人に紹介してもらったこの内田さん。ちょっとした内装工事、とても上手です。「このデッドスペースを有効活用したい」といったときでも相談に乗ってくれると思います。
 http://www.uchidakazuya.com/

 


子どものうた弾き歌いベスト50 刊行

 5月3日

 私にとって初めての楽譜集がGW前に出ました。

 サクサクと作業をするはずだったのに、予想以上に難航し、本を作ることの苦しさを嫌というほど味わった一冊です。
 値段を見た友人から「高いねぇ」と言われましたが、楽譜には注釈がついています。

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 特徴は以下の3つ。

 □ピアノ弾き歌いが不得意なために保育士・幼稚園教諭、小学校教諭になるのを諦めていた人へ 

 この本を使えば、必ず弾けるようになります。夢をあきらめない。

 □全国の保育者、教員養成機関の先生方へ 

 この本を使えば、ピアノ弾き歌いレッスンが飛躍的に進みます。ストレスが減り、さらに指導法の研究にもなります。

 □“保育系の楽譜か、つまんねぇ” と思っている人へ

 付録の5曲。初級者が演奏しやすいようにさまざまな工夫を施しつつ、かつ上級者が堪能できる水準を保っています!

 この本に関する山盛りのコピーや郵便物を捨てました。大腸ファイバーの検査をしたときのようにすっきり!
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 かわいい表紙からは想像できないほどの実証・考察の裏付けアリ。執念深さは私のチャームポイントです(笑)。
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保育者養成教育における映像提出を併用したピアノ実技指導 平成18年11月(2006)第22回日本教育工学会全国大会講演論文集 
保育者養成におけるピアノeラーニングに向けて -学生が演奏録画を自主的に提出する試み- 平成19年2月(2007) 京都女子大学発達教育学部紀要 第3号
保育系教育機関における模範映像提示・練習映像提出を併用した実技指導の実践 平成19年9月(2007) 第23回日本教育工学会全国大会講演論文集 
Combining Music Practicing with the Submission of Self-made Videos for Pre-School Teacher Education 平成19年11月(2007) 5th International Conference on Computers in Education(Supporting learning flow through integrative technologies 
ピアノ弾き歌い実技指導における練習映像提出併用の効果  平成20年2月(2008) 京都女子大学発達教育学部紀要 第4号 
ブレンデッドラーニングによるピアノ弾き歌い指導のためのeラーニングコンテンツの設計 平成20年5月(2008) JSiSE(教育システム情報学会)Reserch Report, vol.23, No.1
ピアノ弾き歌いにおける遠隔・非対面指導の効果と課題 平成21年2月(2009) 京都女子大学発達教育学部紀要(第5号)
教員・保育者養成のためのピアノ実技eラーニングコースの設計と開発 平成21年3月(2009) 日本学術振興会 平成18・19年度科学研究費助成研究 基盤研究C報告書
電子メディアを併用したピアノ弾き歌い教育の実践と課題 平成21年3月(2009)JSiSE(教育システム情報学会)Reserch Report, vol.23, No.6 
マス授業で行うピアノ弾き歌い指導における能力育成要素 平成21年9月(2009)第25回日本教育工学会全国大会講演論文集 
Verification of the Effectiveness of Blended Learning in Teaching Performance Skills for Simultaneous Singing and Piano Playing 平成21年12月(2009)7th International Conference on Computers in Education 
教員・保育者養成機関におけるICT技術を援用したピアノ学習支援環境の構築 平成22年1月(2010)韓日合同音楽教育セミナー論文集
ピアノ弾き歌いにおけるeラーニング教材の効果 京都女子大学発達教育学部紀要(第6号) 平成22年2月(2010) 
ブレンデッドラーニングを取り入れたマス授業で行うピアノ弾き歌い指導の改善 日本教育工学会研究会論文集 平成22年3月(2010) 
ブレンド型ピアノ弾き歌い教育による実技能力の経年変化 平成22年9月(2010) 第26回日本教育工学会講演予稿集 
The Use of Blended Learning in the Teaching of Piano Playing and Singing in Education Faculties 平成22年11月(2010) The Proceedings of the 2nd International Symposium on Aware Computing 
Use of ICT for Training in Simultaneous Singing and Piano Playing and the Improvements it Achieves 平成22年12月(2010) The Proceedings of the 18th International Conference on Computers in Education 
ブレンデッドラーニングを取り入れたピアノ弾き歌い指導の改善 平成23年1月(2011) 日本教育工学会 論文誌 第34巻 増刊号
ADDIEプロセスを適用した注釈付楽譜集の作成―『子どものうた弾き歌いベスト50』 平成23年2月(2011) 京都女子大学発達教育学部紀要(第7号)