11月15日
この一年で、最も重宝したものといえば、1つは、ニットのカーディガン。
Pridia(プリディア)のデザイナー、浦野雅世さんにつくっていただいた。この世に一つしかないマイ・カーディガン。
結局、袖口のビショーは取りやめたので、この写真通りではないのだが・・。
派手なカーディガンとは対照的に、もう一つは、何の変哲もないウォーキングパンプス。
2足目を買い、たまたま先月、3足目がみつかったのでまた購入した。同じスーツを7着作って、7年間着ていたと言われるエリックサティのようだなぁ。
結構ちゃんとヒ―ルがある。
このウォーキングパンプスなら、走ることができる。
一日中歩いても全く疲れない。
高級なホテルやパーティなどは無理だけど、食事会や学会ならばなんとかOK。
40代の頃は、同じ人に同じ服で会わないと決めていた。今は、気に入ったものを大切に身に着けようと思うようになった。
心が平穏になったのだろうか、歳をとったのだろうか。
おそらくどちらでもなく、こだわる部分が変わったのだと思う。そして、こだわりの「総量」は増え続けている。