6月20日
若い世代の創作を2つ鑑賞しました。
日頃お世話になっている上田謙太郎くんが照明/編集を担当した映画「虚しいだけ」を観に、夜の渋谷(ユーロスペース)へ。この映画の音響設計/音楽は、数カ月前に初めて録音の仕事をお願いした重盛康平くんが担当。
筒井武文(映画作家・東京藝術大学教授)さんが、「今橋貴、恐るべし。」と書いているように、夫婦の関係の破綻をお決まりの不貞だけではなく、不慮の事故、復讐、記憶喪失などを入れ込んで描いていくあたり、26歳の監督の“妄想”が素晴らしい。拍手!
劇団青春事情 第11回公演「パンザマスト」
かつてピアノを教えていた加賀美秀明くんが俳優になっていることを知り、元生徒の木島朝子さんと出かけた(下北沢駅前劇場)。
加賀美くんのブログ ↓
http://blog.livedoor.jp/seishun_jijou/archives/cat_88961.html
小・中学生の頃はふっくらしていた彼だが、今は贅肉ひとつない。もうちょっと太らなきゃ・・。
彼らは全員20代後半。
私の20代後半というと、同世代のほとんどが就職し、結婚していくなかで、学部学生として取り残されていた。
焦りや劣等感もあったけど、今、振り返ると、同世代と足並みを揃えなくてよかったと思うことがとても多い。
敢えて違う道を行く。何かを観るときも、私は同世代の人たちがあまり観ないものを優先しようと思う。