2月5日
昨春の児童学科の卒業生5名を迎えて、恒例の就職応援セミナーを開きました。日曜日の午後だというのに会場は満席。採用試験や現在の職場環境などの話が聞けるというので、フロアも真剣そのものです(笑)。
私がセミナーを続けているのは、4年の間、保健、文化、表現、心理などの面から、子どもについて勉強した彼女たちの能力が社会で生かされ、“人(男)並み”の生活が保障されることを願っているからです。
個人的に残念なのは、子どもが好きだからこそ、子どもが生まれたら仕事を辞めると思う、と言う女子が多いこと・・・。
子どものプロだからこそ、大勢の子どもの役にたってほしい。
一旦辞めてしまうと、再雇用されたとしても給料がガタ減りになるよ。
昔、私が若かった頃、「女はかわくてバカがいい」と言っていた男たちが大勢いました(そう言っていた男たちも大抵バカでした)。
「男はイケメンならアホでもええわぁ」と言う女子が現れ始めたとき、女性の仕事とされてきた職種の給与水準や働く者としての権利意識の低さに気づくでしょう。
早くそういう時が来てほしいです。