10月26日
Youtubeにミュージック・ラボの発表会での鍵盤ハーモニカセッション(PIANO PARTY2008)のようすを載せました。リハは一回のみ、構成は小学校3年生のSakura & Sakuraが決めました。
Sakura & Sakura / High School Musical
子どもたちは周りの大人のようすをよく観察しているものです。
鍵盤ハーモニカは、坐って演奏するものとは限らないんだなぁ・・。
鍵盤ハーモニカを持って踊ってもいいみたいだなぁ・・。
振り回しても大丈夫そうだ。。。
といった具合に、いろいろと感じる。でも、たとえそう感じたとしても、自分も「踊ってみよう」「振り回してみよう」と思って実行する子どもは、自らの意思で鍵盤ハーモニカに興味をもった子どもだけです。
きっかけにはなるけど、きっかけに過ぎない。私がメソッドやカリキュラムなどにあまり関心がないのは、「こういう指導をしたらこうなる」という単純化はできないと思っているからです。
一方、私が頑なに重視するのは・・・
・学校楽器である鍵ハ、これまた“おもちゃ”と思われているキッズドラム、高級品であるスタインウェイのグランドピアノという妙な組み合わせ。
・指導があまり入っていなさそうな感じ。
・これっ、本当にピアノの発表会?
・後ろの人たち、先生?(外見上先生と生徒といった関係性を出さない。)
・このビデオ制作、誰がしているんだろう、
といった、その場や周辺の、ピアノ教室としては〈異種な雰囲気〉です。
この動画を観て、原曲のリズムと少し違うことに気づく人がいるかもしれませんが、小学校3年生の演奏としてどこまでを「正解」とするか、これを判断するのが私の役割です。
それだけ?
それだけです、おそらく。