4月3日
平成21~23年度科学研究費補助金 基盤研究C「ICTを活用した教員・保育者養成機関におけるピアノ実技教育の質保証」(研究代表者 深見友紀子)が採択されました。科学研究費はこれで平成11年度以降、研究代表者として7戦5勝2敗。
夕方、研究室にいたら事務から電話がかかってきました。私のいる学部はそもそも申請をする先生が少なく、そういう状況では、全員が申請をしているような学部と比べると採択率も低くなる(はじめから私立大学は採択率が低いのです。そのうえに、出しているのが珍しいから目立つのではなく、足を引っ張られるという最悪の状態になる・・・)と聞いてずっとめげていましたが、ホントにうれしいです。
全部で16ベージのうち、審査で諾否が決定するといわれている3~4ベージ目(本文1~2ベージ目)“研究の目的”(テキストのみ)を添付します。ポイントは記述の論理性、期間内の実効性などらしいです。
私の場合、「よそさんはこうだすけど、わてのはこういう点がええのんや」という事実や思いを、冷静に(ぶれないで)書くことをいつも念頭に置いています。形容詞も最低限にするという習慣を身につけると、日常生活で「ステキ」といった“女言葉”はまったく使えなくなってしまいました。何がどう「ステキ」か、どういう点が他と違って「ステキ」かを言わなければ、そんな言葉、たとえ日常生活でもあぶくのようなもので、心には残らないですよ。
授業、卒論指導、レッスンの合間に申請書を仕上げるために睡眠時間を削っていた昨年の10月頃を懐かしく思い出しています。
疲れがぶっ飛びました!
ファイル 16-1.pdf
“研究の目的”(テキストのみ)
日本学術振興会