12月27日
数年ぶりに海津幸子さんと会いました。南北線の麻布十番駅の改札口で待ち合わせて、
蔘鶏湯料理を食べに行きました。グルメかつヘルシー志向の彼女お勧めの店だけありましたよ。
彼女と私は、30代の頃、よく2人で海外に出かけていました。N.Y.、パリ、北京、ベルリン、スペイン&ポルトガル・・。
N.Y.のとき、まだ無名だったストンプを鑑賞。そして、この公演代金、なんと(旅行会社から)請求が来なかったのです。タダで観たことになりました。
海津さんは私よりも体力があり、一緒に歩いていると私が15分先に「疲れた・・」言い出す。北京に行ったときも、万里の長城で私は彼女に「待ってくれ~」と後ろから叫んでいました。
パリは、私が3日先に行き、3日先に帰りました。朝の5時にプロレスラーのような黒人タクシー運転手が迎えにきたときは空港以外の所に連れて行かれるのを覚悟しました。
ベルリンは、それぞれロンドン、アムステルダムから合流。少し先に着く海津さんが空港のインフォーメーションでホテルを予約し、私にメッセージを残すという「冒険」をしました。ホテルの居室で会えたときはうれしかった。携帯電話が普及した今では考えられないスリリングな体験でした。
スペイン&ポルトガルのときは、ユーラシア大陸最西端のロカ岬でそれまで経験したことがないぐらいの発熱。地面が波打って見えましたが、バルセロナに向かう飛行機の中で治りました。
海津さんは今年のお正月もN.Y.で過ごし、この年末も行くそうです。彼氏か友だちと出かけているのかと思っていたのに、どうも一人で出かけているらしい。
いつの間にか、私はそういうエネルギーを失ってしまっていました。
その原因は今年の1月まで6年間パートナーと同居していたからかな。1人で出かけたら、その間に家が汚れるじゃないですか。つまんない理由で出かけませんでした。
一般の妻は旅行から帰った疲れた体で洗濯機を回したり、家を掃除したりしているのに、おそらく私のことを“わがままな女”だなと思う人がいるでしょう。だけど、私は妻ではありません(笑)。それに東京の一戸建ても京都のマンションも私の所有。旅行代金だって全額自己負担だし、状況が違うと思いますよ。相当家事が得意でも、男性はたいがい“ホコリ”には無頓着です。とても任せられるレベルではありません。
旅行中の私の洗濯物? 私は現地で下着やタオルを捨ててくるので、普段より少ないです。
というわけで、来年は1人で雲隠れしようと思います。