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 深見友紀子のワーキング・ノートブック(2009~2014)は、2015年3月をもって終了しました。次は、ワーカホリックの私が隙間の時間で取り入れている、オーガニックフード、ヨガ、アンチエイジング医療、化粧品、アクセサリーなどに関する情報をお届けする新しいブログを計画中です。

電子楽器と京都賞

 11月18日

 2時間目の林加奈・須崎朝子さんの授業を見学。

 加奈ちゃん、ヤフオクで買ったという昔の電子キーボードをたくさん持ち込んでいました。
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 エレクトーンの先生をしていた頃(1990年代の前半まで)、私もこれらのキーボードを使ってたくさん実践をしていました。でもその後、なぜかヤマハなどの楽器メーカーはこういった類の電子楽器をあまり作らなくなってしまいました。

 最近の製品にはワクワクした感じが全然ないのです。幼児教育の現場から電子楽器が毛嫌いされていたあの頃と比べると、今なら案外すんなり受け入れられて、楽しいことが一杯できるのに。【残念その1】

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筝ではありません!!

 先週、加奈ちゃんとは「ブーレーズ・in京都」の会場で会ったので、京都賞のことも話しました。
 「あの賞を取ると4年以内に亡くなるのよ。メシアン、クセナキス、ジョンケージもそうだった」(加奈)←4年!!ちょっと検証できていません。
 「熱心にメモを取っている若い人たちと、居眠りしている年配者の対比がおもしろかったよね。」(私)
 「だって京都賞だもん。ブーレーズに5000万の賞金を出すのだったら、50分割して若い人たちに100万ずつ出したらいいのに・・」(加奈)
 「そうだよね。25分割して200万ずつとか。」(私)【残念その2】

 私の隣で、時々スケッチしながら熱心にメモをとって聴いていた20歳ぐらいの男の子。ステージの演奏家とブーレーズのやり取りから多くを把握できる彼と、「前半と比べて後半の演奏、良くなったよね」という程度しかわからない私とでは、現代音楽に対する感受性という点で決定的な差があるんだなぁと思いました・・。

 私は私なりに、他のことを深く考えています。
 ・・・・ということにしておきます。