2013年2月20日
研究休暇をもらい、ずっと東京にいることができるようになった去年4月、ミュージック・ラボに関してある目標をたてました。(もちろん研究や勉強はしていますよ。でも、平日に東京にいることができるのは、17年ぶり。)
【目標】この1年で生徒数を15人増やす。
部活動等で忙しくなる中学生たちを月1回、月2回のレッスンで引き止め、
幼い子どもたちの新入会を促し、
少し努力してみました。
投資はチラシだけ。
期限まであと1カ月となった現在、目標まで後4人です。
ピアノとドラムの両方のレッスンを受けている生徒1名を「2名」とカウントしたり、ワークショップに来る単発の生徒をカウントするといった「水増し」はしていないですよ。
純粋にピアノを習っている生徒の数字です。
目標まで後4人だけど、3月は転勤・転校の季節なので、さらに目標から遠ざかる危険性もあり。
少し努力して感じたことがあります。
努力も大事だけど、生徒数の拡大に最も効果があるのは、
ミュージック・ラボの生徒が学校の行事でピアノを弾いてくれること、
子どものパパやママの「宣伝力」、
そしてイベント(発表会)です。
学校の行事で上手にピアノ伴奏をする子どもを見たママたちが、「あの子、どこで習っているの?」「ミュージック・ラボというところよ」と噂してくれるのが一番。
次に、伴奏をした生徒のパパやママが「深見先生、カリスマ教師よ」なんて宣伝してくれること。ネット時代になっても、リアルな口コミの威力は凄いのです。
リアルといえば、発表会などのイベントの後にも、必ず問い合わせがあります。
ミュージック・ラボの発表会はカジュアルな雰囲気で、電子ドラムあり、シンセあり、鍵盤ハーモニカあり、コントあり。子どもたちも自由で、集合写真も不揃い。大人も子どもも平等。
だから、気に入った人は「門を叩く」。“これはピアノ教室じゃない”と思う人は素通り。0か100かです。
0か100かって、いいですよ。わかりやすくて、こちらも楽。
大学に長くいると、何をどう頑張ったところで給料に反映されることはほとんどないので、たまには「商店主」のマインドに浸るのは大事だなぁと思います。