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 深見友紀子のワーキング・ノートブック(2009~2014)は、2015年3月をもって終了しました。次は、ワーカホリックの私が隙間の時間で取り入れている、オーガニックフード、ヨガ、アンチエイジング医療、化粧品、アクセサリーなどに関する情報をお届けする新しいブログを計画中です。

私がかつて教えていた大学に解散命令

 10月24日

 私は、創造学園大学の前身、高崎芸術短期大学でエレクトーンを教えていたことがある。大学院を修了した翌月、1991年の4月から、富山大学に赴任する前月、1996年3月まで。その5年間のうち、後半の3年間は週2日(木・金)勤務だったので、木曜日の夜は高崎ワシントンホテルで泊まっていた。

 当時はフリーだったうえに、ミュージック・ラボ改築費のローンを返済していたので、高崎からの帰りは、特急料金の要らない通勤快速に乗っていた。高崎駅ホームの「立ち食いそば」を車内持込容器に入れてもらい、よく電車の中で食べたものである。

 早く帰って自宅で本を読んでも、ゆっくり電車の中で本を読んでも読書時間は同じ。惨めな気持ちにならない範囲で「節約」を決め込んでいた私にとって、ワシントンホテルの朝食バイキングは週1の贅沢だった。

 創造学園大学に解散命令!!
 http://souzou.ac.jp/

 当時から良くない評判はあったが、ちゃんと非常勤講師料をもらっていたし、東京⇔高崎の新幹線代も払われていた。エレクトーン専攻にも一学年30名ほどの学生がいた。(今では創造芸術学部の音楽学科、芸術学科、ソーシャルワーク学部の4学年合わせて220人しか学生がいないらしい。定員割れどころではない状況・・。)

 非常勤とはいえ、なにしろ私が大学教員生活をスタートさせた大学。あの頃、双子の出産で命の危機に瀕したこともあったり、身分も不安定だったけど、いろいろな意味で私の基礎をつくった時期。

 諸行無常だなぁ。
 
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堀越学園3月にも解散命令 文科省が方針
 文部科学省は23日、創造学園大(群馬県高崎市)を運営し、経営が悪化している学校法人「堀越学園」に対し、来年3月にも私立学校法に基づく解散命令を出す方針を固めた。学校運営に必要な資産がなく、財務書類が適正に作成されていないなど違法状態にあり、改善が見込めないと判断した。

 大学4年生が卒業する年度末を待って命令を出す考えで、発令までに1~3年生の転学先確保にめどをつける。25日の大学設置・学校法人審議会の答申を受けて決める。
制度上、行政不服審査法に基づく異議申し立ては認められず、学園は発令後速やかに解散することになる。民事訴訟で命令の是非を争うことはできる。

 文科省は、大学に在籍する約220人について(1)全国の国公私大に受け入れを求める通知を出す(2)転学した学生に緊急奨学金を貸与する―などの支援を進める。