3月31日
震度5だった新宿区でもそれぞれの家でそれなりの被害が出た。
我が家では、3階の二重可動式本箱から多数の本が落下。可動式ゆえに横揺れとともに本箱が激しく横揺れした結果、はめてある棚板が前に飛び出してきたと思われる。棚板も二枚崩れていた。
この話を友人にすると「免震構造ですか」と言ったが、それは違う(笑)。
私の本箱は東西に並んでいる。3月11日の揺れは東西方向だったそうで、私が少し力を入れて押すと動くのだから(じゃなけれぱ、可動式ではない)、おそらく地震で動いたんだろう。
写真を見た別の友人は「ここに居たら怪我していたかも・・」と言った。私は急きょ本箱に扉をつけることにした。普段だったら大したアクシデントなのに、東北の惨状を見ると、口にさえ出せないという雰囲気・・。この程度で嘆いていては東北の人々に申し訳ない。
もし今、“魔法使い”が舞い降りてきて、私の本をすべてデジタルアーカイブ化してくれたとしたら、本はもう要らないか。
要る、要らない、要る、要らない、要る!
私は愛書家ではないし、コレクターでもないし、誰に見せるわけでもないし、この3階に入ったことがある人は延6人ほどだけど、それでもまだ要る。
▲写真はクリックすると拡大します▼
ミュージック・ラボの生徒で、小学校5年生にしてもう8年の付き合いになるSちゃんが、次の写真を見て「“日本のサラリーマン”だって」と笑った。
お正月に整理できず、床に積んであった本や書類もあえなく崩れた・・。